今期の短編の感想を書いてる人たちの感想はあんまりおもしろくないなあ、というかちゃんと読んでるのだろうかと思っているのだけれど、そう言う俺の書く感想も外から見ればつまらないものなのかもしれない。わたしたちのあらゆる行動はつきつめれば自己満足であると言いきってしまってかまわないが、わたしの自己満足できみも満足することができれば満足相乗効果で喜び至極だよね。というのを俺は目指している。そうであれば幸せなのよ。
それにしても一番最初に投票したひとのくわずさんの作品についての感想はすごいな。作者の意図と(おそらく)ぜんぜん違う解釈をしているのに票が入ってしまう、作品は作者の手を離れたとたん読者のものとなる。要するに面白がらせたもの勝ちで、面白がったもの勝ちだ。でも過剰に楽しんでみせようとするやつはだーめ。


そういえば思い出したが、たまに感想で「これは小説じゃなくて詩ですね」とかしたり顔で言うやついるけどうるさいばーかと思う。「これは詩的です」ならセーフ? セーフかも。もし詩だとしたら何か問題がありますか?だ。面白いか面白くないかだ。詩だから面白くないなんてことはないし、そもそも小説だとか詩だとかの定義がわからない。わからなくはないけどあくまで俺の中の定義なのでお前のことは知らない。


ようし、じゃあ誰かがコメントつけたら感想を書くことにしよう。嘘だが。嘘つくな!


えーと、あれです。おおまかに言うと、qbcさんは頭ひとつ抜けてる印象、西直さんは腐女子という印象、Kさんは文章を書くのはうまいが発想が飛びぬけているわけではないという印象、クマの子さんは国境線に引き裂かれる男女のイノセントラブ&暴力でわかりやすいけどそれだけでは物足りないような印象、わらさんはせっかくヒバゴンなんてもの出したのにうまくまとめすぎというかUMAと私生活というか非日常と日常というかケとハレというかそういった対比を見せれば物語になるけど(そして俺自身よくそういう物語の作り方をするけれど)たまにはハレとハレみたいなぶっとんだ自分が好きなものだけ書いちゃうというのも必要じゃないかという印象。という。ひとまず。