にほんじん あたまわるい ポポしってる

女性は機械発言なんですけど、そもそも柳沢大臣が何て言っていたかというと

その中で少子化問題についてふれた際、「機械と言って申し訳ないけど」「機械と言ってごめんなさいね」などの言葉を入れながら、「15〜50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」などと述べたという。
http://www.asahi.com/politics/update/0128/002.html

なんですよね。それが今やもう「女性は産む機械」という部分のみ抜き取られて報道されています。思いっきりバイアスがかかってますね。報道って恐ろしい。
この大臣が本当は何を言いたかったかというと、俺は女性を差別しようとしたとは思えません。「15〜50歳の女性の数は決まっている」という発言に注目してみると、これは人口再生産率について述べようとしていたと推測できます。人口再生産率とは再生産年齢(15〜49歳)の女性の年齢別出生率を元にした統計値です。統計とは言わずもがな、人間ひとりひとりの個性や事情などを排除して、ただ数字のみに着目して得られるものであります。「再生産率」という名称を見ればわかるように、ここでは女性を「生産する機械」として見ているわけです。
俺が思うに、大臣は、「女性たちはそれぞれ異なった事情があり、お金がなくて産めない人、仕事が忙しくて産めない人などいると思うが、それはいったん脇に置いておいて、女性をひとつの個体として見たとき、その人数には限りがあるのだから、こどもを増やすにはひとりひとりの出産数を伸ばさざるを得ない」というようなことを言いたかったんだと思います。それをわかりやすく言うために「機械」と言ってしまったことは、あるいは不適切であったかもしれませんが、ただ闇雲に「機械=人間ではない」と言って批判するのは間違っています。ここで言う「機械」というのは、単に「こどもを産む機能を有する個体」という意味しかないですからね。
何故この程度のことを「辛口」コメンテーターどもが一言も口に出さないのか不思議ですね。そういえば辻本議員が「発言を見れば心の中に女性蔑視の思想があることがわかる」というようなことを言っていましたが、この大臣の発言を見て「女性は機械っていうのはつまり使い捨てということで、そっちの方が問題だ!」とトンデモ理論を展開していたテリー伊藤の方がよっぽど危険な思想を持っているんじゃないかと思いました。誰もそんなこと言ってないのに。大臣の発言に対して脊髄反射的に批判している人たちは正直言って気持ち悪いし、あなたたちの方が女性差別の気があるんじゃないかと思ってしまいます。この件について述べる人たちは、心の中の思想が前面に出てこないように気をつけてくださいね。
すごい! はじめてブログっぽこいこと書いた!