月末の楽しみ

ikkiを読んでたら驚くべき告知が! 黒田硫黄セクシーボイスアンドロボ』ドラマ化!!!!!ぬぬぬん
いろいろ見てわかったことは
・ニコ役は未発表
・ロボ役は松山ケンイチデスノートのLの人)で、この人が主役的扱い?
・脚本は木皿泉やっぱり猫が好き、すいか、野ブタ。をプロデュース
主役がロボ役っていうのと、脚本木皿泉ってことを合わせて考えると、野ブタ並の原作改変が行われると予想。これ最近知ったんだけど、野ブタの原作には山下君の役の登場人物は出てこなかったし、野ブタはデブな男だったし、主人公はもっと陰険な奴だったらしいんだよね。でも結果的にあのドラマは大成功だったので、おそらく今回も思いっきり木皿風味に着色されることと思う。期待。なかなか俺の好みの日常系ほんわかドラマは作られないのでがんばってくださいと思う。

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漫画の実写化に関連して、松本次郎フリージア』の映画なんですけど、俺の勝手な予想だとショッキングな暴力描写が全面に押し出されてつまらないものになると予想しています。この漫画の「わかりやすい」見所がそこなんですよね。つまり、退廃した未来の日本で昼間っから合法的に鉄砲バンバンっていう。映画ってメディアは基本的に派手なら派手な方がいいので、その「わかりやすさ」が中心にくる話になると思います。
フリージア』の面白さ、というか、松本次郎作品の面白さというのは、過激な暴力やセックス描写もまあそうなんですけど、それらの影で登場人物がぐるぐるぐるぐる答えの無いことを分裂症的に考えるところが好きなんですよ。で、これは映像では表現しづらいし、伝わりづらいんじゃないかと。よほどうまく撮らないと無理でしょうね。というより、漫画の中ですら主人公が何を考えてるのかよくわからんので、これをどうやって映画にするのだろうか謎です。俺の予想だと、主人公・叶ヒロシが頭おかしくなった理由を適当にでっちあげると思います。戦争中に残酷な場面に合ったとか、恋人をどうのこうのとか。あー、日本軍の洗脳的教育を受けた殺戮マシーンで今は軍隊を抜けてるけど監視下にある、あるいは執行人をする叶を厳重に監視・研究してその効果判定をしているとかでもいいな。いいなっていうかこんな感じだったら間違いなくクズ映画だけど。