犬のビスケットに詩を書いた

それよりも、私にとって90年代は大友良英の方が影響力のほうが甚大だった。その大友さんが今はカヒミ・カリィと一緒にバンドをやっているんである。もう、何を信じていいのか意味がわからない。そりゃあ私にギャラクシー500の人からオファーもくるわ。
これから音楽に出会う若い人たちへ〜ダッシュ君、そしてダッシュ君と同じ気持ちの人に向けて〜−日日ノ日キ

俺はアホなので音楽は好き/嫌いでしか判断できないので、この一連の話を眺めてみても、「へえ、そういう音楽の楽しみ方をする人って本当にいるのね」という感じだ。昔は俺もそのアルバムが作られたバックグラウンドだとか時代考証だとかに詳しい方が音楽通っぽくてカッコイイと思い、わざわざ日本盤を買ってライナーノーツを読み漁ったりしていたけれど、最近はもう輸入盤ばかり買ってるのでそのバンドが一体どういう人の集まりなのかとか、歌詞すらわからない時もある。それでも俺は音楽好きだと言って間違いは無いと思う。あるいは、音にしか興味を持たないのは音楽に対して真摯ではないと言われるかもしれないが、ああそうですかとしか言いようがない。

まあ音楽に対する姿勢なんてのは人それぞれなので比較的どうでもいい。そんなことよりギャラクシー500である。何よりも、いつの間に再結成してたんだとびっくりした。本当にあのギャラクシー500なのか。どうせデーモンとナオミだけじゃないのか。それともゴーストの人が何か関わってたりするのだろうか。グーグル先生にお伺いを立ててみたがよくわからないので、誰か何か教えてくれたら嬉しいのになあ。

と言っても俺はギャラクシー500の熱烈なファンでも何でもなくて、アルバムも3枚目しか持ってない似非リスナーであるわけだけど、それでもこのアルバムはすごい好きだったりする。なんでだろ。すげーつまんない曲なのに。ボーカルもヘタウマじゃなくて下手そのものだし。メロディは暗いし。2曲目の途中で挿入されるトランペットだか何だかの演奏が異常に下手だし。とここまで書いて気付いたけど、陰鬱で演奏と歌が下手くそってニューオーダーっぽいのか。そういえば。ベッドで仰向けに寝転んで何も考えずに聴くようなのが正しい聴き方だ!と勝手に俺は言っている。そうするとアルバムが終わるまでの時間分の人生を有意義に過ごせる。すごい、ロックンロールに身も心も捧げる乙女みたいだ。ああ、他の2枚のアルバムもやっぱり買おう。中古であったら。

で、非常に申し訳ないながら、吉田アミさんの歌は聴いたことない。いや、いろんなところで名前と評判だけは目にしていたんだけど、肝心の曲はというと、近くのCD屋に置いてないし、ネットで試聴できないし、というわけでいやはやという感じだ。日記はよく見てるけど。正直なところ、欲しいCDがあまりにも多すぎて、貧乏な俺は一枚のCDを買うにも命がけであるのだ。嘘だ。でもまあ試聴せずに評判だけでCDを買うのはけっこう勇気が要る。あーあー、早く金持ちになりたいなあ。「(店員を呼び止めて)そこの君、AからLの棚のCD全部くれ」とか言ってみたい。

そして生まれて初めてとらっくばっくという機能を使いました。やった! これでぼくもはてな市民に一歩ちかづいたぞ! って、本当にこれが正しい使い方なのでしょうか。リンクを貼るだけで十分なのかなもしかして。「知らない人からトラックバックが!キモい!」とか思われるのだろうか。「そんな昔の記事に今ごろ言及してどうするこのバカ!」とか「あなた童貞だったのね、キモい!」とか「きもちわるい!」とか言われたりするのだろうか。考えただけで興奮してきたゾ。